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2020.08.19

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【住宅業界ニュース流し読み】2020年8月18日配信号

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4-6月期GDP 「住宅」分野は回復基調?

8月17日、政府から4-6月期のGDPが発表され、期間中の成長率は-7.8%(年率換算で-27.8%)ということで大きなニュースになりました。

項目別の内訳をみていくと、1-3月期と比較して更に大きく落ち込んだのは、以下の2項目ということが分かります。

  • 輸出(外需) 実質GDP:-18.5%
  • 民間最終消費支出(内需) 実質GDP:-8.2%

「民間最終消費支出」の中でも傾向が分かれていて、パソコンやエアコンなどの在宅ワーク関連の需要が伸びた一方で、外食・旅客輸送・娯楽サービス・宿泊等の減少影響が強かったという分析がされていました。

気になる「民間住宅」の項目を見てみると、実は1-3月期とくらべて4-6月期は回復していることが分かります。

<民間住宅の実質GDPの推移>
2019年4-6月期  -0.2%
2019年7-9月期  +1.2%
2019年10-12月期 -2.2%
2020年1-3月期  -4.2%
2020年4-6月期  -0.2%

時系列で見ると、他産業と比べて4-6月期はむしろ回復しているとも捉えられます。他産業の変動と比べると、コロナ禍だけの影響ではなさそうです。

◆参考:内閣府 GDP統計 2020年4-6月期・1次速

消費増税×withコロナ営業の出口とは?景況感は回復基調へ

数値上の結果はGDPで読み取りますが、実際の民間事業者の感覚としてはどうなのでしょうか。一般社団法人住宅生産団体連合会が8月4日に公表した、令和2年度第二回・経営者の住宅景況感調査の結果を見ていきましょう。

※こちらのグラフをご参照ください。

  • 総受注(戸数/金額)
  • 戸建て注文住宅(戸数/金額)
  • 戸建て分譲住宅(戸数/金額)
  • 2-3階建て賃貸住宅(戸数/金額)
  • リフォーム(金額)

この9項目に分けて、「実績景況感」と「見通し景況感」の推移が示されています。

そもそも昨年の消費税増税依頼、景況感はマイナス傾向にあったため、今回で5期連続(1年3か月)のマイナスという結果になっています。

ただ、足元の傾向を見て見ると、1-3月期とくらべて4-6月期の「実績景況感」が、個数・金額ともに上向いています。項目別では、次の2項目が上向きに転じていることが見受けられます。

  • 戸建て注文住宅
  • 2-3階建て賃貸住宅

さらに「見通し景況感」は、すべての項目で上向きに転じているという結果が出ています。

これらのことから読み取れることとしては、「消費増税×withコロナ経営」の出口を掴みつつある事業者が出てきているのではないかということです。
デジタル活用なのか。それとも展示場を活かした個別相談会なのか。感染症対策を徹底したうえでの対人営業なのか。在宅ワークを前提とした価値訴求なのか。ベランピングなど家での楽しみを価値訴求とするのか。各社さんごとにそれぞれの戦略を立てていることと思いますが、景況感の変化を見る限りでは、約半年間にわたる試行錯誤の結果、何かしらの手ごたえを掴みつつあるのではないでしょうか。
今後も、各社ごとの戦略に注目していきたいと思います。

◆参考:(一社)住宅生産団体連合会 令和2年度第二回・経営者の住宅景況感調査

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